ツライ場所になっちゃったな…

都内に用事があったオイラ。

ついでにソフトを売ってきて欲しいと頼まれ、
アキバを経由して帰ることにしたんだが…。
これほどまでにアキバに行くのがツライと思ったのは初めてだよ…。

とりあえず、銀座線の末広町へ降り立ち、地上への階段を上る。
いつもなら、良くも悪くもテンション上がりぎみな空気が感じられる秋葉原だが、
いつになく空気が重苦しい。

あの事件が起きた日、行くのを中止し、ネットで情報を集めていたが、
入ってくるのはとてもツライモノばかり。
ただ、その中でも必死に助けようと頑張っている一般の人たちがいることに、
多少救われる思いもした。
店を飛び出して被害にあった人を助けようとして、そして、凶刃に落ちた女性もいた。

自分だったら、あの女性のように飛び出せることができるだろうか。
なくしてはいけない人がなくなり、自分のエゴで他人を巻き込み、
のうのうと生き延びている人間がいる。
生と死は紙一重と言うことを痛感した日でもあったが…。
さて、とりあえず腹ごしらえをしに、小諸そばへ。
さすがに警察官が多い。
ちょうどチュルチュルとそばをすすりながら、
いつもと空気の違う秋葉原を眺めると、
警棒を手に2人組で歩いている警察官と目が合う。
なんか気まずいぞ…。

さすがに警察官が多い。
いずれも2人から3人一組で、手には警棒を持っている。
それもそうか…。いろいろいわれても、警察官だって人間だし。

表通りには用事がないので、裏へまわる。
…と言っても、特に買うものがあるわけではないので、
店先の品物を冷やかすくらい。

ソフトを売り、千石電商で買い物をして、
ノートンの期限が今月いっぱいだったのを思い出す。
東京三菱UFJ銀行があるけど、旧UFJの方なので、
念のため、ヨドバシ側のセブンに行き、お札を若干足し枚。
その時に、くだんの交差点を渡ったんだが、見た目は平穏に車も人も流れてく。
でも、やっぱり空気が違う。悲しみに満ちてる。
自然と涙が浮かんでくる。

自分の言葉に酔ってるなといわれるかもしれないが、そうではない。
そういう感じが感覚として伝わってくるんだよオイラに…。
泣きたいワケじゃない、だけど涙だけは勝手に出てくる。
どう説明して良いかわからないけど。そうとしかかけない。

で、ノートンを購入して帰宅したんだが…。
なんか、ツライ場所になっちゃったな…。アキバ。