すでに昨日ですが…

すでに日付は変わり、昨日になってしまいましたが、
阪神･淡路大震災から15年の月日がたちました。
改めて亡くなられた方に哀悼の意を表します。

あの日、普段はまだ目覚めない時間に目が覚め、テレビに目を移すと、
｢果たして日本なのか?｣という光景が目に飛び込んできたのを覚えている。
倒壊した高速道路や建物、あちこちから上がる火の手。
一部の階が潰れた建物や、不規則に曲がりくねった線路。
そして、脱線した車両…。

刻々と被害の状況が明らかになるにつれ、未曾有の被害が出ていることも。
それ以上に鮮明に覚えているのは、そのときに見ていた番組のメインキャスターの一言。
｢新幹線が走っていなかったのが不幸中の幸いですね｣
あたかも他人ごとのような台詞は未だに覚えてる。

ある意味間違ってはいないかも知れない。
東京ではまだ状況がはっきりしていないとしても、
スタジオでもモニターに映し出されているであろうこの惨状に、
それを言い放ってしまう無神経さが印象に残っている。
｢不幸中の幸いじゃない!｣
さすがに地元のアナウンサーが怒りを露わにしていた。
当たり前でしょう。

まぁ、その後のマスゴミの行動は皆さんの知るところとなったわけだが…。
地震列島日本。
明日は我が身かも…。